人はとにかくルールを作りたがります。

キリスト教徒であれば「モーゼの十戒」、ナポレオンヒルの「思考は現実化する」では13個のルールを提唱していて、スティーブン・コービーの「7つの習慣」では7つ、というように様々なルールを人は作ります。

しかし、本当にこのルールが正しいのかどうかを一度疑ってみることが重要です。

思い込みや先入観という「主観」と「事実」とを別けて考えてみましょう。

35度の夏日に

「今日は暑いね~」

というのは事実ではなく主観です。

もっと暑い国の人にとっては35度は涼しいと感じるかもしれません。

「今日は気温が35度だね」

は100人に聞いても変わらない事実です。

人間は見たいものを見たいように見て、聴きたいことを聴きたいように聴くようにできています。

そしてそれを事実と考えてしまいがちですが、事実ではないことがほとんどです。

常識は勝手に人間が決めたもの

1960年代まで走り高跳びの指導者たちはみな

正面を向いたまま頭からバーに飛び込め!

と選手に指導をしていました。

飛び込む先が見えていれば怖くないし、助走の勢いをそのまま跳躍力に変えるためにもまっすぐに飛び込む方がいいとされていたんです。

ところが、ある時ディック・フォスベリーという選手がバーの前で体を反転させ、背中からバーを越えて見せました。

これを見てタイム誌は

いまだかつて考案された中で、最も滑稽な跳び方

と書きました。

みんながその跳び方をバカにして笑いました。

しかし、フォス・ベリーはこの跳び方で大会に出場し続け、とうとうオリンピックまで制して専門家を悔しがらせました。

これは、常識が覆された一例でしかありません。

ルールを破ることで新たな発想が生まれるのです。

絶対に正しいルールは存在しない

1つのテーマで複数の文献を読むと、様々な意見が存在することはよくあります。

どんな状況にも適応する万能のルールは存在しません。

自分の知っているルールが絶対的なものだと思っている人には進歩することはできないかもしれません。

今あなたが正しいと思っているルールだって、いつかは変わるかもしれないのです。

あなたにとっての絶対を書きだす

固定概念を壊すために、あなたが絶対と思っていることを書き出してみて下さい。

  • 先生の言うことは絶対に正しい
  • 親に逆らってはいけない
  • 宿題はちゃんとやらなくてはいけない
  • 遅刻はしてはいけない
  • 会社には9時に行かなくてはいけない
  • 家事の手伝いをしなくてはいけない

などなど

あなたが「~ねばならない」、「~べきだ」

と思っていることをどんどん書きだしましょう。

そして、書きだしたらそれを見て

本当にそうなのだろうか?

と一度疑ってみてください。

あなたの枠を外す練習です。

今日のしつもん

あなたが絶対と思っていることはなんですか?

 

しつもんの良さを知ってもらうためのしつもん会議体験会を行います。

6月27日(火)全国一斉しつもん会議 ― 今年一年を最高の年にする

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