しつもんをするには、まず相手の事をよく知る必要があります。

相手の事をよく知るためには相手の話をよく聴くことがとても大切です。

相手の話をよく聴こうと思っていても、話の内容について知っていたり、経験があったりすると、つい口を挟みたくなってしまいます。

結局相手の話を聴いているのではなく、自分の方が話してしまったというような経験をしたことがある人も多いはず。

「聴く」ことに徹するにはしっかりとした意思が必要になるんです。

ここでは「聴く能力」についてお話をさせていただきます。

話のテンポ・リズムを作る

相づちを打つ

話を聴くときには、相手の話に合わせて相づちを打ちます。

相づちをうつことで相手の話を引きだします。

話のテンポに合わせて「うなづく」

うなづくことで相手は自分の話をちゃんと聞いてもらえているんだと感じます。

うなづくときには相手の話し方のスピードや勢い、リズムに合わせることが大切です。

相手の話しぶりが調子よく早口になっているときにはちょっと早め。

しんみりした話をしているときにはゆっくりと。

リズムが合わないと逆にマイナスの印象を与えます。

繰り返し(リピーティング)

相手の言ったことを繰り返すことで、相手は自分の話を理解してくれているんだと感じます。

  • 自分の話を聴いてくれている
  • 自分の言っていることは正しいんだ。

この安心感を与えることで、コミュニケーションをしている二人の関係性は緊密になっていきます。

親密度が高ければ高いほど本音で話ができるようになり、相手のためを思った意思決定や行動ができるようになります。

コミュニケーションで重要なのは相手との関係性をいかに親密にしていけるかです。

上司と部下でいい関係が築ければ、部下は上司から指示を受けなくても自分の意思で行動できるようになるのです。

「沈黙」を活用する

沈黙とは、その通り黙っている事です。

「黙っていたらコミュニケーションができないよ」

そう思われるかもしれません。

しかし沈黙の活用の仕方によれば、沈黙も立派なコミュニケーションの技術の一つになります。

沈黙には大きく分けて2つあります。引きだす沈黙と抑える沈黙です。

引きだす沈黙

沈黙があると何か話さなきゃという気持ちになります。

頭をフル回転させて何かを話そうと考えていると、それまで自分では気が付かなかった言葉やアイディアが出てくることがあります。

部下と上司という間柄であれば、部下に自分で考えて行動する習慣を身に付けてもらうためにも、引きだす沈黙を使ってみてください。

顧客との関係においても、真の悩みやニーズを引きだすきっかけにも活用できます。

抑える沈黙

自分が言いたいことを我慢するための沈黙です。

相手の話を聴こうと思っていても、つい話してしまっている自分がいるものです。

話題が相手よりも得意な分野だったり、経験している分野だったりするとなおさらです。

自分を抑えるためにも沈黙を楽しみましょう。

まとめて言い換える

相手の話を繰り返すテクニックについてはお話ししました。

けれど相手の話が長い場合には繰り返していたら変ですね。

そんな場合には、ただ繰り返すのではなく、まとめたり、違う言い方をして繰り返すことも有効です。

話が整理されて、さらに一歩先の深い話に進むことができます。

例:

「相手の値引きが厳しいので、利益を確保しながら相手の要求を満たすにはどうしたらいいのか悩んでいるんです。」

「相手の要求と利益を両立させるために、いろいろ苦心しているんだな。で、君のアイディアは?」

 

こんな風に、相手の話をまとめてあげたほうが、相手にとって考えが整理されることになり、それに対するアイディアも浮かびやすくなります。

まとめ

今回は聴く技術についてお話をしました。

聴く技術によって、相手により深い考えをする助けになったり、お互いのコミュニケーションをさらに深めることができることがお分かりいただけたと思います。

「相づち」「うなずき」「繰り返し」

そして

「引き出す沈黙」「抑える沈黙」

そしてちょっと高度ですが

「まとめて繰り返す」

ぜひあなたもやってみてください。
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